kobasaです(´ω`*)
ITパスポートの資格勉強の続きです。
今回の章からマネジメント系の範囲に入ります。ストラテジ系よりわかりやすい?
開発技術について(マネジメント系)
ソフトウェアライフサイクルプロセスとは、ソフトウェアの企画⇒要件定義⇒開発⇒運用⇒保守までの一連の活動。前回の企画・要件定義以外の残りのプロセス。
開発プロセス
システム要件定義
業務要件のうち、システムで実現する要件を決めること。システムに必要な機能や性能。応答時間や運用時間も含まれる。
システム要件は、ユーザへのヒアリングで明らかになった「機能要件」と、ヒアリングにはでてこないが必要な性能である「非機能要件」に分類される。
品質特性:
ソフトウェアの品質を評価する基準のこと。以下の6つの基準がある。
機能性 | 目的から求められる、必要な機能の実装の度合い。 |
信頼性 | 機能が正常に動作し続ける度合い。 |
使用性 | わかりやすさ、使いやすさの度合い。 |
効率性 | 目的のために、使用する資源の度合い。 |
保守性 | 保守(改定)作業に必要とする努力の度合い。 |
移植性 | 別環境へ移した際に、そのまま動作する度合い。 |
システム設計
システム要件定義で決めたことを元に、システムの設計図を書き起こすこと。4つの工程に分けられる。
- システム方式設計:
システム要件をハードウェア・ソフトウェア・手作業のいずれかに振り分ける工程。
ハードウェアとソフトウェアに分けられたシステム要件のみをシステムで実現する。 - ソフトウェア要件定義:
ソフトウェアに割り振られたシステム要件を具体化する工程。
インターフェースの要件(画面、帳票、ファイルなど)、データの要件(データの種類、データベースの要件)などの要件がある。 - ソフトウェア方式設計:
ソフトウェア要件をプログラムの単位まで分割する工程。 - ソフトウェア詳細設計:
プログラムの単位まで分割された要件をコーディングができる単位まで分割する工程。
動作ロジックを検討し、その結果をフローチャート(流れ図)にして表す。
プログラミング
プログラム言語の文法に従って処理手順を書く工程。ソースコードを記述することをコーディングという。
プログラムは人間が読みやすいプログラム言語で書くが、そのままではコンピュータで処理ができない。処理をさせるために機械語に変換することをコンパイルという。また、この処理を行う機能をコンパイラという。
の〜みそ コネコネ コンパイル( ˘ω˘ )僕は「ぷよSUN」が好きでした。
テスト
システムが使用通りに動くかを確認する工程。4つのテストがあり、1から順にシステムの範囲が広くなっていく。運用テストのみユーザが、それ以外は開発者が担当する。
- 単体テスト:
プログラムに誤りがないことを検証する。 - 結合テスト:
単体テストが完了したプログラム同士を組み合わせて、データの受け渡しや連携を検証する。 - システムテスト:
システム要件が仕様通りに動作するかを検証する。 - 運用テスト:
本番環境と同じ条件下でシステムを運用し、業務要件通りにシステムが動作することを検証する。
ソフトウェア受入れ
開発者が作成したソフトウェアを発注者に納品する工程。
発注者側の本番環境にソフトウェアをインストールする(ソフトウェア導入)。現行システムを新しいシステムに移行する場合もある。
運用プロセス
完成したシステムを本番環境で動かす工程。利用者マニュアルを使ってシステム導入後も継続して利用者への教育を行う。
保守プロセス
稼働中に見つかったバグを修正したり、ソフトウェアに新規機能を追加したりする工程。
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